中学部

中3 修学旅行

投稿日2023/11/10

中学3年生は10月24日から27日まで京都・奈良に修学旅行に行ってきました。

例年とは異なり、最初に京都2連泊。

京都到着後、清水で昼食の湯豆腐を食べ、清水寺から市内クラス別観光が始まりました。

2日目は市内班別自由行動、3日目西本願寺参拝後、宇治の平等院を観光して、奈良に入り、興福寺、東大寺と奈良公園をガイドさんの案内で散策しました。

最終日は法隆寺観光後、京都に戻り、好評だった京懐石の手桶弁当を食し、帰路につきました。

厳選されたおいしい食事に生徒たちは大喜び。とても思い出に残る修学旅行でした。

 

以下、編集委員がまとめた西本願寺での講話の内容を紹介します。

 お経を読み終わった後、御坊さんが極楽と地獄のお話をしてくださいました。特に印象に残ったのは、極楽にいる人も地獄にいる人も環境は同じ。しかし、唯一の違うところは環境の中でどのように工夫して生活するのかという事。
 一人のお坊さんが地獄と極楽の生活について調べるため、地獄と極楽を訪れました。大きいテーブルの上に豪華な食事が並んでいます。しかし、一メートル以上の長い箸を使って食べなければなりません。地獄をのぞいてみると、地獄の人は長い箸でおかずをとって自分の口の中に入れようとしていますが、長すぎて食べることができません。そのため、毎日争い、痩せ細っているのです。一方、天国の人は自分の目の前に座っている人におかずをとって食べさせているではありませんか。そのため、体型はふくよかで沢山美味しいものを食べ、飢えも争いもない世界でした。

「自分のことばかり考える人」と「相手のことも考えられる人」後者になれるよう、日頃から思いやりをもって過ごすことが大切ですね。

文責  三組 編集委員